『縁工房』松井織物株式会社です。 "Made in Japan" 岡山県倉敷市で『児島発の畳縁』を製造しています。
日本の文化と畳と畳縁
日本の文化は面白く、様々な事象に意味がある。実は畳の敷き方にも意味があり日本文化の作法とも深い関係がある。ご存知「上座」「下座」の概念も、畳による座敷という建築様式の発達からなる。
冠婚葬祭で畳の敷き方を変える「祝儀敷き」「不祝儀敷き」、お坊さんが仏前に入場する際、位置は畳で特定する。
例えば茶道で茶碗を相手に差し出すために置く位置は畳表の凹凸を数えて位置を特定する。礼儀作法もお道具の寸法も、数寄屋建築の室内の内法寸法も、すべて手織の畳表の目はばの五分目の曲尺寸法が基準になっている。
これは千利休が打ち立てた「曲(かね)割りの法」という宇宙世界を理論的に寸法で割り切るようにしたことから出ているようだ。その基準になる始まりは畳縁のところからで、作法に則って「歩く」「座る」場合も同様なのだ。